想像以上に脆いセキュリティシステム。

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081153841492.html

「サッカーファンの職員は、フランス人がイングランドのシャツを着ているのはおかしいとすぐに気がつきました。そこでパスポートをよく調べたところ、偽造であることが判明したのです」と警察の情報筋は語る。

逆に言えば、明らかに目立つような服装をしていなければ、偽造パスポートで検問を通り抜ける事が出来たということ。

何度も飛行機に乗っていると、警備の抜け目によく気付く。
小さいナイフを持っている事を忘れていても金属探知機は気付かない。電気剃刀だってそうだ。

時間短縮のため、空港職員は一部の乗客にしか詳細な荷物検査を行わない。アメリカの場合、荷物検査をする乗客はチケット発行の時点で既に選ばれており、チケットに SSSS の文字が印刷される。
成田ではカウンターで一番に並んだときだけ荷物検査をされる。これを分かっていれば、荷物検査をすり抜ける事は簡単だ。

おそらく、金属製のスーツケースの取手部分などに武器を隠しても簡単には見つからない。

飛行機の安全性に関して言えば、武器など持っていなくてもハイジャックが出来る可能性はある。
腕っ節の強い人ならば、人の首くらい簡単に折れる。
乗客の首一つくらい折って、もう一人の首をつかみながら脅したら他の乗員乗客は手を出せないだろう。

あくまで想像上の話だが、何が言いたいかというと、今、世界で大きなテロがそこまで多く起っていないのは、微妙な国際政治関係のバランスがなんとか取られているからであって、決して911のテロから警備を強化したためではないということだ。